HACCPとは・・・
Hazard Analysis and Critical Control Point(危害分析重要管理点)
Hazard とは身体的に危害を招く要因をさします。病原菌などの生物学的危害、農薬などの化学的危害、硬質物質(石)などの物理的危害があります。そこで、原材料、副原材料、作業工程をひとつひとつ検証し、Hazard(危害)を防ぐ為の対策を構築、また記録を残し、工程管理を実施して安全な食品を作るシステムを指します。
危害原因物質 危害を発生させるための原因となるもの。病原微生物、農薬、硬質物質など。危害発生要因 危害を発生させる要因。衛生管理取扱不適、農薬取扱不適、機械施設取扱不適などの表現を用いてあらわす。
危害分析 危害原因物質の列挙、危害の評価、危害発生要因の分析、危害防止法の決定などの一連の検討をさす。
危害要因 危害発生の要因。病原微生物による汚染、農薬の残留、異物の混入など。汚染、混入、残留、生存、増殖、進入、生成などの表現で表す。
HACCPは1960年代に米国で宇宙食の安全性を確保するために開発された食品衛生管理の手法です。国連食糧農業機関(FAO)と世界保健機構(WHO)の合同機関である食品規格委員会(CODEX)から発表され、国際的に推奨されています。
手順01: HACCPチームの編成
手順02: 製品の特徴の確認する
手順03: 製品の使用方法を確認する
手順04: 製造工程一覧図、施設の図面及び標準作業書の作成
手順05: 製造工程一覧図の現場での確認
(原則2)
(原則3)
(原則4)
(原則5)
(原則6)
(原則7)
手順07: 重要管理点(CCP)を設定する
手順08: 管理基準を設定する
手順09: 測定方法(モニタリング)を設定する
手順10: 改善措置を設定する
手順11: 検証方法を設定
手順12: 記録の維持管理